私が上眼瞼タルミ取りの手術を執刀させて頂いた患者さまの中で、御年齢が90歳の患者さまがいらっしゃいました。もちろんこれまでの最高齢です。
その方は御高齢ですが矍鑠とされて、お話しもとてもしっかりされていらっしゃる方でした。御身体の方も健康で、歩行時の介助は必要でしたが、日常生活での医療上の制限もありませんでした。
ただ瞼のタルミが強く、額にシワを作って(前頭筋の補助収縮といいます)眉毛を持ち上げても足元の景色しか見えないという御状態でした。
通院している近所の整形外科の先生からも『美容外科でタルミを取ってもらったらいいですよ。』とアドバイスされていました。
軽度の眼瞼下垂がありましたが、余剰皮膚の切除だけでかなり目が開きやすくなる御状態でしたので、手術は身体的に御負担が少ないように皮膚と眼輪筋の一部を切除しそのまま単純に縫合する方法を選択しました。
皮膚の切除量はデザイン時には15mmでしたが、その幅で切除しても開瞼してまだ被さってくる余剰皮膚がありましたので、数回トリミングを行なってトータルで20mm以上(25mm程度)切除しました。
手術が終わってすぐに『いやぁ、景色が良く見えるようになったわぁ。』と仰られ、鏡を御覧になって『あらぁ、若返っちゃったわぁ。』とお喜びになられました。
手術後の腫れは直後はあまり目立つ状態ではないので、お迎えにいらっしゃった姪御様にも『あっらー、ずいぶん若くなって、ステキよ~。』と褒められて気分を良くされていました。
実際にパッチリとした明るい目元になり印象は大部変わったと思います。
それにしても私はその患者さまがお帰りになる時に頂いた言葉を忘れることが出来ません。
『センセ、女はいつまでたってもオシャレしたいのよ。フェッフェッフェ~。(笑)』
(+_+)大変貴重な有り難いお言葉で、もう、感激というか脱帽です!<(_ _)>
通常90歳という御年齢ならば、まぶたのタルミなんかどうでもいいとお考えになってしまうと思われます。
御自身が健康でありこのような向上心のある方だからこそ、この手術を受けようという気持ちになられ良い結果が得られたのだと思います。
一つの手術で形態的改善だけでなく、モノを見るという機能的改善、さらには日常生活の質的向上まで得ることが出来ました。
貴重なコメントを頂いたことに感謝致しますとともに、美容外科を良く御理解されていらっしゃる患者さまのお陰でこの仕事を続けていく励みになりました。
!(^^)! どうも有り難うございました。

